ずいみ〜’s blog

素人が趣味程度に知り合いに頼まれて作業した記録です

ハイエース 車高調整など

今日は5月にローダウンしたハイエースの車高の手直しなどをしました
先日連絡がきて、オーバーフェンダーと幅広タイヤに交換したら、左のリヤタイヤがスライドドアの内張に擦って開けられないとの事でした
ハイエースはリヤのローダウンの時に車軸が左右にズレると聞いたことがあり、作業の時も片方ずつ作業したらズレにくいとネットでやってたので、片方ずつやりましたが、純正のタイヤ幅ではそんなに気にならなかったんですが…
車を見てみると…


明らかに左に寄ってるかと思ったら
どちらも結構カツカツです
前回の作業で2インチブロックを取り付けましたが、3インチのブロックも手に入れたので3インチローダウンしたいとの事でした。
今の付いてるブロックは下の穴が楕円形になっていて、左右に3ミリ車軸の調整ができるようになってます。

3インチのブロックは別のメーカーのもので下の穴が丸いので調整幅がないものでした

という事で3インチは諦めてもらって
2インチダウンのままで押し込んで
スライドドアに擦らないようにしました。

リヤは左右で高さも違い
右リヤは指2本、左リヤは指3本入ります
普通の乗用車の車高調と違いネジで回している訳ではなく、ブロックを入れた分だけ下がるので、
もしかするとフロント側も右の方が下がっている分、左が浮いているのかも、との仮説に基づき
フロント側も調整する事に


前回、フロント側はトーションバーのアンカーボルトというものを緩めていくと車高が下がると動画で見てやりましたが、そうすると元々ねじれて強度を保っていたフロントの足回りが柔らかくなってしまうようで、トーションバーのコマずらしというやり方の動画を見てやってみる事に

今の位置は先の方まで来ていますが
ノーマル車高では20回転分奥の方まで締め込まれていました。
一度ナットを外します

この部品をトーションバー本体から左に引っ張り
中に切ってるネジ山一コマ分、奥にします

ナットはこの位置まで手で回ります
この状態で車高ベタ下げ状態です

外す前はある程度の高さでもっと先まできていましたので、ここから締め込んでいくと車高が上がりつつ、足回りも硬くなっていきます

ここまで締め込んで

この車高です。
これを左右締め込んでは下ろしてを繰り返します
最初はボルトの先の長さを左右測りながら合わせていましたが、途中から回しても先の長さが変わってないようで、でも車高は上がっていたので、
もう微調整で…
最終的に



ここでおさまりました
フロントは左右揃いましたが…
やはりリヤの左右差は変わりませんでした
リヤの左右差約3センチ⁉️
1インチちょいという事で
それなら左だけ3インチブロックを入れてみよう!
となり、でももしかするともっと左に飛び出すかもしれませんが…

これが1インチの違いです‼️

前回ショックを外したあと、取り付け時に
縮めるのが苦労したので、固定バンドで縛りました

3インチブロックに交換
光軸センサーの位置も3インチに変更


アレ⁉️
調整できへんはずやけど、結構入った⁉️
って事で

右も3インチローダウン
下げてみると、やはり左に出て、スライドドアにタイヤが当たるようになりました
もう左右の出幅ミリ単位の調整です💦
左右のUボルトを緩めて、右側をフェンダーから垂らした糸と定規の目盛を見ながら左からタイヤを押してもらい、1ミリ動いた所でUボルトを締め付け
車体を下げて

左が、ちょい擦り

右は擦るか擦らないか
もう限界です
次に左から押し込むと右が擦りだします
他の人は内張を削ったり、スライドドアのヒンジにワッシャーを入れてる人もいるようで…
あとは今回買ったタイヤサイズが45偏平か、55偏平か迷って55偏平にしたようで…
45なら擦らなかったかも⁉️
って事で納得して帰っていただきました
最終的に右リヤ

左リヤ

左右差指1本は変わらず
個体差は結構あるみたいで
米でも積んどいてくださいとアドバイス
それでも本人さんは3インチダウンに喜んでました